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セッションよりーソマティック・ヒーリングー



30代、女性のクライアントYさんでした。

子宮筋腫がかなり大きくなっていて、

ベッドに横になると、おなかの中に岩があるように見えました。

Yさんは

「きっとこの病気は、なにかを教えてくれているから、

それが解かれば、筋腫と共存できるのでは」

と言いました。


私は、Yさんを催眠状態へ誘導し、筋腫を擬人化しました。

現れたのは、5,6歳の女の子。

名前もオーリアちゃんと教えてくれました。

その子は、Yさんの前世でした。

オーリアちゃんは「さみしい、置いていかないで」と泣いていました。

私は、オーリアちゃんが現れた理由を聞き、なぐさめ、

Yさんの許可を得てハートに統合しようとしましたが、

完全には統合できず、「さみしさの涙」が残ってしまいました。

そこにオーリアちゃんのハイヤーセルフが現れ、

「甘えればいいよ。彼を信じて」とアドバイスをくれました。

「でも、怖い。一人がいい。嫌われたくない」とオーリアちゃんはかたくなでした。

私は、Yさんに優しい光をイメージしてもらい、

オーリアちゃんの涙を連れて行って貰いました。


ゴールデンサンとヒプノティックムーブメントを行いました。

ヒプノティックムーブメントでは、Yさんはずっと泣き続けました。


カラーヒーリングでは、腫瘍は赤い色をしていました。

Yさんは「少し休ませてあげたい」と言い、

無理に色を変えるのではなく、そのままの色でそっとしておくことを

希望されました。


次に、Yさんはインナードクター(内なるヒーラー)と会いました。

インナーヒーラーは「オーリアを助けることを諦めないで」

とアドバイスをくれました。

そして、インナードクターによる手術は、

オーリアちゃんのことが落ち着いたら可能、とのことでした。


後日、Yさんは、オーリアとして生きた前世を見ました。

オーリアは、愛する人が死に、その人の子も流産してしまうという悲しい体験

をしていました。

そして、Yさんは

「筋腫は、オーリアの悲しみ、寂しさと、生まれることが出来なかった子の思い」

が形になったものだと気づきました。

それまで、自分を苦しめる病気と思っていた筋腫に対して、

「そうか・・やっと出てきたんだね」という優しさが生まれました。

Yさんは、筋腫と共存しようと思いました。



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