忘れられない人

#アダルトチルドレン #生きづらさ #癒し #催眠療法


忘れられないクライアントさんがいる。

私が、開業して間もなくの頃、

セッションに訪れた20代前半の女性Cさん。


地方に住んでいたため、札幌までバスで3時間半ほどかけて来た。


彼女は、とても明るく、エネルギッシュで元気そうに見えた。

しかし、カウンセリングを始めると、号泣し始めた。

母は、彼女が幼い頃から、うつ病で一日中寝ている。

父は、昼間は仕事をしているが、夜はアル中で、暴れる。

父方のおばあちゃんも同居していたが、自室にひきこもり状態。

台所は汚れ物が山のように積まれ、カビが生え、家の中も、ごみの山。

浴室も、トイレもよごれ、悪臭を放っているという。

彼女は、その状態と、その状態を放置している家族が、

悲しいと言った。


そして、「私はどうやって生きていけばいいの?」

と泣いた。


彼女は、数週間後、

「お母さんもカウンセリング受けさせてあげたい」

と言い、父と母を連れてきた。

私は、特別に、ヒーリングの先生も立ち会っていただき、

Cさんの母親にカウンセリングとヒーリングを行った。

元気になった母親は、笑顔になり、Cさん家族は

仲良く帰っていった。


その後、まもなく、彼女は札幌に引っ越し、

住み込みで、美容師の見習いとして働きだした。

が、長く続かなかった。

お店から逃げた。

「今ね、逃げて、公園にいるの」と電話がきた。

セルフイメージのモデルとなる母親が病んでいたため、

Cさんはイメージが創れず、漂流しているように見えた。

「モデルが必要だ」と感じた。

その後、何度か、急に電話がきて、長い時間話をすることがあった。


Cさんは、ある時、突然、実家に帰った。

そして、電話が鳴った。

「助けて!お父さんが暴れていて、殺される!」

電話の向こうから、父親の怒鳴り声を、ドアをけ飛ばす「ドン!ドン!」

という音が聞こえてきた。

「逃げて!」

私はCさんの、命の危険を感じた。

そして、私自身、母が暴れた時のことを思い出し、

他人事とは思えなかった。

「怖いよ怖いよ、のりこさん助けて!どうして、私がこんな目にあうの」

泣きじゃくるCさん。

「早く、逃げて!」

突然、電話が切れた。


しばらくして、電話があった。

実家の近くの美容室で、美容師を夢見て働いているという。

父親は、糖尿病で入院し、アルコール禁止になっているため、

今は落ち着いていると。

その後、彼女からの連絡はない。

当時の私には、出来ることを精一杯したつもりです。

でも、もっと他に、なにか出来たのではないかと思うことがあります。


きっと、Cさんのように苦しんでいる方が、

たくさんいらっしゃいます。

私は、一人でも多くの方に寄り添いたいと思うのです。


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札幌市南区藤野1条7丁目

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カウンセリングまた催眠療法セッション中は、

電話に出ることが出来ません。

お手数ですが、何度かおかけ直しくださいますよう

お願いいたします。

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