最近、ニュースは、新型コロナウイルスの話題ばかり。
その中で、気になることがある。
ニュースの中で、リポーターが道行く人にインタビューすると、
「子供の勉強が遅れるのではないかと心配」
「子供が遊んでばかりいるので心配」
「子供の進学に影響するのではないかと心配」
などなど、子供たちの勉強の心配をしている人々の、なんと多いことか。
なんか、違うんじゃない？
これだから、人生になんの目的もない、眠ったまま生てる人間が増える。
これだから、なんの意欲もない、鬱々とした人間が増える。
そうじゃないでしょ！
子供は遊んで良いの。
子供は、どんどん色んなことに触れて、
色んなものに興味を持って、
心動くものを追及して、
迷いながら、間違えながら成長するもの。
それでいい。
親が
「勉強しなきゃダメな大人になる」
「良い大学入って、良い企業に就職しなきゃ幸せになれない」
などと言ってると、子供は不安や恐怖を原動力に生きることになる。
これって、早い話が、脅し。
子供は「脅し」と「恐怖」を感じている。
生きるって、最高の自分を表現すること。
そのために一番必要なことは、勉強ではない。
（勉強が必要ではない、と言ってるのではないです）
今、こんな状況だから、
「あなたは、どんなことに興味があるのか？」
「あなたは、どんなことに心が動くのか？」
「あなたは、どんなことに感動するのか？」
「あなたは、どんな生き方をしたいのか？」
を子供と話し合ってほしい。
自分について理解する、ということほど、
生きる上での力強いバックボーンはないのだから。
