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プロフィール あとがき



自己を獲得した私は、いままで「セラピスト」という

アイデンティティーを手に入れたかったのだと気づきました。

「セラピストの私」になりたかったのです。

しかし、もう、セラピストではなくても、「私であること」

が揺るがないので、執着を手放しました。

しかし、手放してはじめて、解ることがありました。

クライアントさんと向き合うことの喜び。

使命を果たしているような充足感。

そして、それを仕事にできる幸福感。

「こんな素晴らしい仕事だったんだ。私は、この仕事が大好きだ」

と改めて思いました。

手放さなければ解らなかった、本当の「大好き」。

大好きなことを仕事に出来ている私は、幸せです。


母とは、とても良い関係になれました。

私も変わりましたが、母も、少しづつ変わっています。

息子は、ありがたいことに、周りから愛される人になってくれました。

私の家族は、以前は距離が近すぎて壊れていました。

しかし、今は物理的距離は離れていますが、以前より近くに感じます。

大切な家族です。


私は、かねてより思っていました。

私とご縁があり、セッションに訪れて下さる方は、

助けを必要としている方のほんの一握り。

まだまだ足りない。

すべての、ではなくても、私に出来る限りで、

社会の見えないところで苦しんでいる方に、光をあてたい。

幸せになってもらいたい。

では、どうすればいいのか・・・。

ひらめいたのは、

「ドメスティックバイオレンスの被害を受けて

シェルターへ避難している方の雇用の場を作る」

ということでした。

DVは、理不尽な状況から脱出するのが一番先です。

脱出するためには、仕事がなければなりません。

私はいつか、雇用のための会社を設立したいと思っています。

経済的な自立を支援し、同時に、心のケアも出来ればと思っています。



過去の体験があったから、今の私がいます。

体験しなければ解らないことを、たくさん体験することが出来ました。

そして、色々な智慧を手にすることも出来ました。

私の道をつくる手伝いをしてくださり、今も応援してくださっている、

家族はもちろん、師匠、友人、従兄、ご縁のあった方々、見えない存在のみなさんに

心から感謝しています。

まだまだ未熟ですが、これからも精進してまいります。



最後までお読みくださり、ありがとうございました。



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